INTO THE WORLD :: 誰がために

2006 Sun 15 Jan

「誰がために」

今年最初の映画館で見た映画。

同映画館ではスクールデイズもやっていたのだが、あえてこちらを選択。

で、同時に好きだ。の前売り券を購入。DVD付いてた！やった。

ネタばれしたくないので続く。

結構泣けたなあ。

エリカ（亜弥子）も池脇千鶴（マリ）も良い。

回想シーンのエリカがすごい良いなと思った。エリカの演技なのか設定なのか死ぬ前までのエリカは棒読みというかさ、感情が見えてこない面があった。

でも死んだあとの回想シーンではすごい感情の揺らぎが見えてくる。

そして浅野忠信（民郎）とのシーンでほんと愛しあってるんだなあと強く感じられるシーンが多かった。（映画上でね）

支える真理がナイフを持っている民郎と対峙したシーンがまた泣けてきた。

最後まで揺らぎ続ける民郎の目がすごい印象に残っている。

主人公の動きに止まって欲しいと絶えず思って見た映画って久々な気がする。

昔見たセブンはほんと主人公の行動を止めたくて仕方が無かった。

でも止められなかった。

誰がためには止まったけど、その後の動きも同時に止まってしまった。

んー。動いてくれと最後は思ったよ。（良い方向にね）