2008 Thu 24 Jul

世の中物騒な事件が多すぎる。

と最近感じざるをえない。が、現実に物騒な事件が増えているのか？というのには疑問が残る。今は情報伝達がとてつもなく早く、そしてとてもつもなく拡散して蓄積するからだ。どっかで残虐な事件があったら全国ニュースとなりあっというまに全国に知れ渡る。そして模倣犯が出る。もし、秋葉原の事件が全国ニュースにならなかったらその後の事件は起きていただろうか？その引き金を引いたのは情報という悪意のないものだとしたら情報社会というのはやはり危険と隣り合わせなんじゃないだろうか？と考えてしまう。どんな情報でも手に入ってしまう（と思われている）世界はいろんな衝動が抑えきれない社会なのかもしれないなと思う。

衝動に突き動かされる前になんとかしなきゃならないのはわかるんだけど、わかるんだけどそれってどうすれば良いんだろう？と明確な答えは見つからない。見つからない間に拡散する情報の悪影響だけは広がり続ける。

悪循環なんだろうな。良い循環に変えるべきなんだろうけど僕にはその方法が見当たらない。もうちょっと考えてみるべきだな、これは。