地元を離れて久しく、関東に出て来てそして関西に移り住んでもう随分長い。
歳のせいなのかもしらんが、マナーを守れない人を注意する、こんな単純なことに躊躇したりする世の中なの?と感じてしまうのはなぜだろうか?
例えば帰省時に電車に乗る。帰省時の電車は人が多いためマナー違反的なものは如実に現れる。
大の大人が並び方一つのマナーすら守れていないのを毎回見る。ホームに向かって垂直に並んだら最終的にはホームの逆側に到達するのは馬鹿でもわかる。しかも逆側にも電車は来るのだから、中心あたりで曲がらないと逆側の並ぶ人とも交差するわけで、何にせよ並びきれないのは明白なのだ。そして人は往き来するわけで人の通り道も必要である。そういったことに単純に気が向かないというのはあきれ果ててしまう。 そういうのを防ぐ意味もあってホームにはマークがあってこう並んでくださいねといったことを指示するようになっている。 しかしそれをきちんと見ることもしない。多くの人は並び方についての注意もしない。
また、注意をすることで余計なトラブルが起きてしまうのでは?と想定してしまうような風潮が少なからずある。自分がよければ他人はどうでも良いのだろう。
こういった注意しあわないということは悪いサイクルにしか陥らないと僕は思う。
電車の中で電話を掛ける人も居なくならないし、禁煙のホームで喫煙する人もいなくならない。むしろ増えていくだろう。
正直、注意することを多くの場合は躊躇している。が、それでも注意することは多くなっている。大人に注意することが多いというのはとても悲しいことだ。
僕の経験上、大人のほうがマナーは概して悪い。そして注意しても聞き入れないことが多い。
マナーというのもは正直強要するものではないと思ってはいる。配慮して当然なことだから。
例えば、乗車口付近で降りもしないのに新聞を広げて読んでいる人。乗車口付近で降りもしないのに電話をかけている人。映画館で上映中に携帯電話のバイブレーターを十数回鳴らしても何も悪びれずにメールをしてる人。深夜のホームの端っこで禁煙なのにタバコを吸っている人。
注意されても何が悪いの?みたいな顔をされるとこっちが困ってしまうよ。
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