コンテンツをいかにうまく消費していくのか。いや消化していくのかが難しい時代になっていくのかなと感じる。
kindle、iPad等に代表される電子書籍時代の到来は同時にコンテンツが多く蓄積できることを意味している。
何万冊の本が貯蔵できるとは言うが、果たして何万冊の本を消化できるのか?という疑問にすぐ行き着く。
そこをうまく消費できるようにする、そして消費しているように感じさせてコンテンツを取得させるのが肝心な部分となるわけだが。
コンテンツが多量にあるということはそこで消費させることが重要なわけで有限な時間の取り合いになることは目に見えている。
まあ何のサービスにおいてもそうなんだがコンテンツを消費する時間を割くことを躊躇させない物作りが必要な時代になっていくだろう。
へ?
お前は何を言っているんだ?
いや俺はそう思うよ。
誰でも情報発信できてノイズが高拡散される世界になってしまった今こそ。Freeで信頼性の無い情報の中から情報を手に入れることにコストを無制限に割くよりも。ある程度のコストを払って価値のある情報を手に入れる方が得策だと。
過大に自分の時間を割いて(コストを使って)、情報を手に入れるのは時間の無駄と早く気づくべきだ。
宮崎の口蹄疫の件の報道を見ていて思うこと。結果として発見が遅れた、初動が遅れたとしてその後するべきことをきちんとした上での現状なのか?ということが重要だ。
県が出来ることと国が出来ることには違いがある。県がしなかった(怠慢)なのか県の力ではできなかった(能力の限界)、国がしなかった(怠慢)、国ができなかった(能力の限界)のかを明確にすべき。
しかし、国ができなかった=能力の限界であるのならば法改正でもなんでも国はすることができる。さて、そのような動きを国が取ったのか?
宮崎の人達はすでに一ヶ月以上現場で対応してきて精神的疲労もピークどころではないと思う。昨日フジテレビで木村太郎が「県も国にも危機意識がなかった」と軽く述べていたが、そんなことを宮崎の人が聴いたら怒号を飛ばすのではないだろうか? マスコミは一ヶ月以上まともに報道すらせず何をしていたというのか?自分らの危機意識のなさを県民に押しつけているのか?
陣頭指揮を執っている人々はその先に動く人の気を持たせるだけでも精一杯なのではないだろうか?。その人達の気を持たせるために下げなくて良い頭も今は下げ続けている、政府にも文句を言わないでいるリーダーの姿を見ても政府は何も思わないのだろうか?
たぶん情報を可視化することにやっきな人は気づかないのだろうけれども。
可視化による弊害は少しずつ起きていくだろうなと思う。
自分の意見を可視化して自分にきちんとわかるようにして他人に伝えるということは大切なんだけれども。
大量の可視化された情報を目にした人がどうなるのか?は簡単な話だろう。
今は明らかに可視化された情報におぼれる時代に足を突っ込んでいる。気づいてないかもしれないが確実にその兆候はある。
元がしっかり考える人だとその可視化された情報をいちいちくみ取るか、くみ取る暇もなく受け取らないといった風になるのだが、しっかり考えない人(一般的にこっちが圧倒的に多いのだが)はそれを無根拠に受け取ってしまう。でまだ考える能力が育っていない人はそれを吸収してしまうんだ。とても危険。なんだけどこの流れを止めることは出来ないだろう。
弊害が実害となって現れたときになってやっと人々は気づくだろう。 いや気づくのだろうか?
新しいモノがなんでもすばらしい。という盲目的な考えはとても危険だと思っている。そう思うが故に新しいモノへの取り組みが若干遅れつつあるかなあと感じつつある。
今は生きてきて最新の情報に触れてないといけないなんて思わないし、そんな情報への渇望というのもあまりない。
情報はありすぎても疲れるだけだし、むしろ情報を制限していた方が生き易いと経験上感じるからだ。
後、確実に感じるのはネットでの新サービスとやらに対しての極度の既視感だ。決して新しくないのに新しいと喧伝したり、すでにTVメディアが経験したことを手を変えて実現したことの上でTVメディアが経験したようなことを追体験している。そしてそれが何かすばらしい等と勘違いしてる人の多いこと。大学で研究とかを経験したことがある人や、社会にでで開発を経験した人にはわかるだろうが世の中に普及した新しいものというのは実は最新ではないしむしろ使い古された技術である。なんんら新しくないのだ。
ネット上でのメディアというのは新しい風に語ってはいるがTVが何十年前に経験したことを受け皿を変えて今体験しているに過ぎない。そこに差があるとすればその容易さくらいであってメディアをもって経験することなどはTVであろうがネットであろうが差異はない。本質的な差異はなんらない。こういうことに極度の既視感を感じ、本当に新しいモノへの欲求が低下しているのかもしれない。
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