2010 Tue 20 Apr

TVを見ない割に信用する人たち

って案外多いと思うのだよ。

ネットでしか情報を得ない人が増えてると言う人もいるが、テレビで報道されたことに対するカウンターというのはやはりまだまだ大きい。テレビが本当に正しいか否かと言われたら疑問符はつくのだがテレビで流れる大半の情報はやはり正しい。テレビの方が情報の質が平均的には上なのは明らかだと思う。それをわかってネットが優れているという論を展開するのならばまだわかるのだが得てして多いのはネット盲信な人たちだったりする。

ネットの方がより正しい情報が手に入るかもしれない。その可能性は否定はしないがそのより正しい情報へ迅速に正確にたどり着くかは別の話。

で、テレビで流れることは怪しかろうと思っているのにもかかわらずテレビで流れたことが正しいと伝わると感じるのはどういうことなんだろう？twitterドラマの反響を見て感じたことはその感覚だ。テレビを信用してないにもかかわらずテレビの影響力は大きいと思っているのだ。相反する考えを同時に持つというのはおかしなことだ。自分らは主流派になりつつあると言いながら現実は主流派ではないと簡単に認めるのだからね。

嘘を嘘と見抜けない人がどうたらと言った人がいたが、嘘を嘘を見抜けない人なんてのは大半の人がそうであって見抜ける人の方が希少なのである。自分を見抜ける人と思っているのであればうぬぼれも良いところだと思う。